老化というものがどういうものか、初めて体験しています。
昨年一年間を振り返ってみました・・・
***昨年の冬は, 前年暮れの脊柱管狭窄症の手術の後遺症で、筋力は衰え、息切れしてスキーも思うようには滑れませんでした。
***春は, ワラビなどの山菜は少しは採れましたが、イノシシが掘り返して根を喰うのと、タケニグサの蔓延、イワヒメワラビの侵入で、もう採れなくなるでしょう。
***夏は, 高温の日が続き、熱中症を恐れてもっぱら読書三昧に過ごしました。脊柱管狭窄症の手術の後遺症は3年はかかるなと言われています。
***秋は, アサギマダラのマーキング調査は、京都府中部の2か所のフィールドに協力者ができて、約2500頭に標識できました。
日本地図から見てもこの辺りが南下移動の 要 (列島規模の通り道) になっているようです。
***健康に関するトピックス, 老いるということは、部品があちこちと傷んで来ることなのです。手根管狭窄症と白内障の手術をしましたが、心臓不整脈の手術は予約待ちです。
***死ぬまで元気で!, 残された老後を、最後まで楽しく生きるために「毎日体操」を続けています。毎日続ける事が大切なのだそうです。
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このたび京都スバル自動車(株)から連絡があって、定期的な点検に併せて車検の見積もりをしてもらった。来年一月に車検が切れるのである。
多くの部品の取り換えなどが必要で相当高額な見積額となったが、理由を聞いてみたら、もう10年以上も走っているし、走行距離も13万キロを越えているからだという。
WEBで調べてみると、10年・10万キロは常識らしく、基本的な設計思想がそうなっているようだ。
一方、私自身も高齢であり、同級生や仲間が次々と免許を返上していることから、運転できる寿命はそう長くはないと感じている。
しかし、車が使えなくなったら出来なくなる野外活動に未練が残るのである。このホームページに記録してきた野外活動は、
すべて車があっての結果であり、人生を支えてくれた車に感謝している。
今のところ運転に不安はないので、次善の策としてカーシェアリングでも検討しようかと思っている。
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台風が過ぎ去ったので2年ぶりに水尾のフジバカマ畑を見に行った。防獣ネットの中のフジバカマは連作障害と8月の高温・少雨の影響か、見る影もなく衰退していた。
こういうのを連作障害というのだろうが、白絹病でやられると、伝染力が強いので次々と枯れが広がって行くのである。
畑の外や路肩、他の田んぼなどに逃げ出したフジバカマは非常に元気で、アサギマダラが100頭ぐらいは来ていただろうか。カメラマンで賑わっていた。
許可なく捕獲は出来ないので、注意深く標識してあるものがいないか見回っていたら、ハラビロカマキリがアサギマダラを食べているのを発見した。
2016年にも写真を撮っているので、食べ終わるまでを写真に撮りながら観察した。詳細はアサギマダラとカマキリ(2020)をご覧ください。
この通りほぼ満開状態で、この路肩のフジバカマは多い時には20頭ものアサギマダラで賑わい、しかもカメラを近づけても逃げないので、見に来た人を喜ばせていた。
京都市内には100か所以上のフジバカマ畑があると思われるがほとんどが全滅状態で、満足に花が咲いたのは、管理者が献身的に水遣りに通った大原野のフジバカマ畑と、
大原戸寺町のフジバカマ畑ぐらいかと思われる。
8月の高温・少雨の影響かと思われるが、10月中旬に入った今も園芸種のフジバカマは開花していないところが多いようだ。お彼岸に咲くので名前が付いたヒガンバナも今年は10日以上も開花が遅れたが、
アサギマダラの南下は園芸種フジバカマの開花を待ってくれるだろうか。楽しみに待っている人も多い。
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メラノーマ(悪性黒色腫)が再発して治療のために一か月余り入院した。京都府立医科大学付属病院の六階の東の端の、正面に大文字山が見える窓に接したベッドなので、朝の日の出が楽しみだったが
梅雨が長引き、コロナ騒ぎで大文字の送り火すら見ることは出来なかった。朝日がダメならと、夕焼けらしい気配があると、病棟の西の端まで足を運んで夕焼け小焼けの写真を撮った内の一枚である。
左の端が西嵐山で、右側が愛宕山の稜線、中央の繁みは御所の森と思われる。
さて、メラノーマは非常に転移しやすい悪性のガンなので、早期発見が必須である。どうやって見つけたかというと、虫に刺されたかなと詳細に調べるうちに、メラノーマの初期症状かと確信する
に至り、近所の皮膚科の女医さんに相談したら、『私、判りませんから大学病院に行って下さい』と、紹介状を書いて下さったのである。
虫とは何かというと、その前日にびわ湖バレイの森の中を半日ほど散策し、昨年、その山域でツツガムシらしい虫に刺された記憶があったので、風呂上りに調べているうちに左足の踵の辺りに
径10mmほどの膨らみが5個ほどと、足の裏にほくろ状の怪しげな影を4個発見したという次第。
ツツガムシは日本には100種類ぐらい居るそうであるが、何故か京都府と滋賀県には分布しないというWebの記載もあって、単純に生物学的な興味を持っていたに過ぎないのであるが、マダニや
山ヒルが増えているのを体験しているので、ツツガムシが発見されるのも時間の問題だと思っている。
メラノーマが見つかったのは、左足の踵の部分からくるぶしにかけてで、掌ぐらいの面積になる。表皮・真皮・底皮と三層になっていて、足裏は1cmもの厚さになるらしい。
@拡大切除して
A肉が盛り上がるのを待って
B人工皮膚を張り
C人工皮膚をはぎ取って、大腿部と腹部の皮膚を移植する
という手順で手術は進められてゆくのであるが、老人にとってこの季節は感染症が怖いのである。私も黄色ブドウ球菌にやられて回復が長引いた。
***** 上の写真は8月3日(皮膚移植前)に撮影・ここからは8月28日に記載 *****
退院後一週間目の8月26日に診察があり、傷の具合を見て『順調ですね』、飲み薬、塗り薬はもう不要、あとはリハビリに励んでくださいとのことであった。
どんなリハビリかというと、暑くても散歩を欠かさないこと、階段の上がり降りを一日数回はすること、寝転がってするリハビリ体操を朝晩欠かさないことである。
この中で、日中の散歩は熱中症の危険もあり、暑いばかりで楽しみもない。そこで考えたのが家の中で動き回ることである。二階にはエアコンが3か所にあり、まずフィルター
の掃除や手入れをして、快適に冷房が入るようにした。それで昨日は階段を6回も上がり降りしてノルマを達成したのであるが、目的があると痛みも気にならないし、楽しいのである。
冷房の効いた二階には、ほかにも仕事が待っており、家内のパソコンプリンターの修理には1時間ほどかかった。ミシンが置いてある作業台の脚の補強は、これからホームセンターで
資材を買ってきて、2時間ぐらいかかるかな・・・・・・
まもなく九月、アサギマダラの季節がやってくる。仲間も待ってくれているので、フィールドには私の足の形を記憶している山靴を履いて出かけようと思っている。
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5月22日、朝0時に起きて車を走らせ、京都縦貫道の宮津橋立ICで高速を降りて大江山 へ向かった。久し振りの夜道であるが、通る車もない代わりにシカには30ほども出合っただろうか。 普甲峠を越えて宮津市から福知山市域に入って間もなく右折し、大江山稲荷神社境内で『夜明けの野鳥のコーラス』がどうなっているかを確かめようと思って、老体に 鞭打って深夜に出てきた。 15年前に録った録音は、騒々しいほどに賑やかであったが、あまりの静けさに、やっぱり野鳥は減ったんだなとショックを受けて、5時前には次の予定地である神崎海岸に向かった。 神崎海岸の砂浜はさらにやせ細り、スナビキソウ群落は壊滅状態であった。アサギマダラが2頭飛来しており、今年初のマーキングとなった。詳しくはPDF 大江山の夜明けと、神崎海岸の早朝(2020.05.22)をご覧ください。
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山菜の季節が過ぎた5月に京都西山のダニ場山にやってきたのは、この40年の間で初めてです。毎年3月から4月にかけて30kgものワラビと数キロのウドを恵んでいただいてきました。
そのダニ場山に異変が起こっているのです。およそ1ヘクタールの急な斜面にタケニグサが侵入してきてワラビを駆逐し、去年の春には90%の面積がタケニグサに占領されていました。
今年はもうワラビは採れないと諦めていたところ、驚いたことにタケニグサが滅んでワラビが復活しておりました。その理由を知りたくて、じっくりと観察するためにやってきたのです。
PDFにまとめましたので、ダニば山のワラビ群落の復活をご覧ください。
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今朝、自転車で桂川の堤防の上の道を走りました。嵐山から木津へと続く自転車道路は、歩行者と自転車が行き交い、危険を感じるほどの人混みでした。
自転車と歩行者が半々ぐらいで、うれしいことに捕虫網を持った子供が3人いました。コロナをきっかけに、昆虫少年が戻ってくれると嬉しいですね。
ほかにもこれを機会に変わってほしいことは沢山あります。コロナ禍ではなくて、コロナ果を期待しています。
ところでナヨクサフジをご存じですか。私は桂川左岸の五条大橋上下流で初めて見ましたが、長岡京や宇治の辺りにもあるそうです。Webで調べてみると、農水省と環境省が定める
「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」の中では「産業管理外来種」に分類されているとの記載もありました。
ナヨクサフジは名前の通り京都人好みの藤色なのですが、これだけ広がっていても気にする人は多くないようです。
ナヨクサフジ・大群落です。同じマメ科のクズは北アメリカ大陸に広がって困らせているそうです。 2020.05.05
飼料植物として導入されましたが、有毒な物質を分泌して他の植物を圧倒し、生息域を広げているらしいです。 2020.05.05
桂川では松尾橋を越えて、さらに上流まで広がっておりました。 2020.05.05
河原から見る群落です。その勢いが分かるでしょう。 2020.05.05
両岸の堤防の上は、散歩する人と自転車で混み合っていますが、花を見ている人は少ないですね。 2020.05.05
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京都府北部からの帰り道、高速料金を節約して山間の美山町を通って帰ってきました。あわよくばコゴミを採りたいとの下心もあったのですが、一昨年の大雨で河岸の沖積土は
流されてしまい、巾が広く浅くなってさらさらと流れておりました。コゴミが回復するにはやはり10年以上かかるのでしょうか。
山屋のNさんが、子供相手に山遊びのフィールドにしていた日当たりのいい小山が山草で彩られておりました。今は南斜面が賑わっていますが、間もなく北斜面のイワカガミ
の大群落が咲きだすと凄いでしょうね。
トキワイカリソウ・大群落です。 2020.04.21
シロバナイカリソウ・一株だけみつかりました。 2020.04.21
イワカガミ・今は南斜面に咲いていますが、北斜面の蕾も膨らんでいます。 2020.04.21
庭のエビネ・山からもって帰ったものが咲きました。 2020.04.21
植木のフジ・山でも間もなく咲くでしょう。 2020.04.21
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再び大覚寺の辺りを歩きました。昨日から有料になった境内には若い人やガイジンさんの姿もありましたが、外の舗装された農道には高齢者の一人歩きが多く、スマホでツクシや草花の
写真を撮っていると声をかけてくる人が何人かありました。その都度オランダフウロだろうかナガミノオランダフウロだろうか観察しているのだと返事をするのですが、「ふうん??」と
立ち去って行かれました。
ナガミノオランダフウロだと思うのですが、迷うのは私だけではなくWebサイトでも混乱しているようです。2020.03.17
ツクシは今が盛りです。 2020.03.17
タチツボスミレ 我が家の庭に密生していますが、間もなくツマグロヒョウモンが産卵に訪れます。 2020.03.17
シュンラン 我が家の庭 かって200輪も咲いたことがありました。 2020.03.17
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3月1日は大覚寺の辺りを、そして3月3日の今日は光明寺の辺りを歩いてみました。陽射しは春ですが、時々寒い風も吹きました。
大沢の池越しに眺める大覚寺です。2020.03.01
オオイヌノフグリ 大沢の池 2020.03.01
カンサイタンポポ 大沢の池 2020.03.01
ホトケノザ 光明寺の辺り 2020.03.03
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妹の夫が2月半ばに突然亡くなった。満年齢では86歳であったが、私たち兄弟妹の夫婦の中では一番年上であった。次は私の番なので他人事とは思えず、考えさせられてしまった。
彼は老人施設の管理薬剤師として地域医療や学校保健事業等にもかかわり、頼まれて講演することも多かったようであるが、はなしの最後は
『100歳まで元気で生きて、ピンピンコロリで行きましょうな・・・』と締めくくることが多かったそうだ。90歳ならともかく、私には100歳まで元気で生きる自信はない。
ところでピンピンコロリというのは突然死のことだと思っていたが、講演(はなし)のなかでは具体性がなく、せいぜい『要介護状態になったり長期入院の末など、家族に負担をかけることなしに・・・』
ぐらいの気持ちで話していたのに違いないと思う。ところが彼の場合は本物の突然死で、朝ふつうに起きて洗面台に立ち、食卓につくのが遅いなと妹が見に行ったら倒れていたそうで、
救急搬送後の医師による診断では大動脈解離で、多分即死に近い状態だったそうだ。
大動脈解離というのは、三層になっている大動脈壁が剥がれて血行を妨げたり、破裂して体内出血を起こすなど、秒単位で死に至ることも稀ではないらしい。
雄弁家の彼が一言もしゃべらずに旅立つなど思いもよらないことで、未練が残ったことであろう。南無妙法蓮華経。
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気象観測が始まって以来一番遅いという初雪がようやく降りました
オランダフウロ(ナガミオランダフウロかも・・・)広沢の池 2020.01.26
ユキワリイチゲ 京都府立植物園 2020.01.29
セツブンソウ 京都府立植物園 2020.01.29
バイカオウレン 京都府立植物園 2020.01.29
フウセントウワタ 京都府立植物園 2020.01.29 北米大陸を縦断して旅をするオオカバマダラの食草かもしれません。
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