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* * * ブログ - 2017 * * *


年頭に当たって

今のところ不自由なく野山に遊んでいます。
・・・昨年一年間を振り返ってみました・・・

***昨年の冬のスキー行は、びわ湖バレイも野沢温泉スキー場も開設以来の雪不足で、三月早々に道具を仕舞いました。滑走日数は前年よりも 10日も少ない23日で終わりました。
***春は,ワラビは採り放題にいただきましたが、他の山菜はあまり採れませんでした。。
***夏は,八月が高温少雨で稲作やフジバカマの生育に大きな影響が出ました。毎年毎年異常気象で、海も、山も、川も、森も、極端に変わっていっているようです。
***秋は,十月の9日まで真夏日があるなど、アサギマダラの南下移動に大きく影響しました。水尾での標識は、1652頭で前年の三分の一以下 という変わりようで、飛来数では十分の一ぐらいかと思います。急激な気温低下で、水尾・大原野など山の中腹にあるフジバカマ畑は、アサギマダラは素通りして しまい、より暖かい低地に向かったらしく、西京区洛西ニュータウン・右京区京北町・左京区大原などの低地のフジバカマ畑に多数アサギマダラが飛来し、 フジバカマやアサギマダラの愛好家たちを喜ばせました。
きのこでは、なめこの新しい発生地が見つかり、存分にいただきました。保存食にするためには歯ごたえのあるヒラタケが欲しいので、 近隣の山や、ビワコ湖畔の森を歩き回りましたが、思うようには採れませんでした。高温と乾燥化のせいでしょうか、枯れ木にはカワラタケが目立ちました。
***アサギマダラの物語というタイトルで、少年たちやアサギマダラ愛好家のためのオンライン・ブックを私のホームページに発表したところ、 出版したらどうかと励まして下さる方もありました。

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* * * 京都北山・きのこ採りと山歩き (2017.10〜11月) * * *

    
    

アサギマダラが終わって、久しぶりに山歩きに出かけました。お目当ては北山の紅葉とキノコ採りですが、続いてやってきた台風(21号と22号)に吹き飛ばされて、 高い山のブナやミズナラ・カエデなどはほとんど葉が残っていませんでした。尾根陰にウリハダカエデを一本見つけ、シャッターを切りました。
カシノナガキクイムシにやられて、多くのミズナラが枯れ、数年してナメコなどのキノコを食べきれないほど出しておりましたが、それらの枯れ木の多くも 今度の台風で倒れてしまいました。
ところが、クリタケにとっては多雨酷暑の夏が良かったらしく、あちらこちらにクリタケがkg単位の塊になって出ておりました。あまり人気のないキノコですが、 炊き込みご飯にすると美味しいという人もあって、亡くなられた伊藤さん(京都野鳥の会の会長だった)を想い出しました。「クリタケご飯は美味しいですよ」と 言った後、ごくんと唾を飲み込んだあの顔が忘れられないのです。
ナメコの蕾はごく少量しか採れませんでした。雨が多い夏の後には、9月ごろ水っぽいナメコが沢山出て、肝心の11月には出ない年もあるのです。

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* * * のらりくらりの記(2017年6月〜10月)  * * *

梅雨から10月まで、のらりくらりと過ごしてしまいました。理由はいろいろありましたが、所詮は言い訳であって、つまるところ年老いたという事なのでしょう。
去年3回も一緒に一泊二日の山の旅をした T さんにガンが見つかって、近くの K 病院に入退院を繰り返しておりましたが、とうとう願かなわず10月1日に帰らぬ人となって しまいました。
『来年も一緒に・・・』と約束していただけに、私一人だけで出かける気にはなれなかったという事情もありました。 体調をみてもう一度、扇ノ山のアサギマダラを見に誘いたかったのです。
T さんは、私の二人目の運転手でした。一人目の M さんは、脳梗塞で視力に異常を来たし、三人目を探すのに躊躇しています。 今のところ運転に不安を感じることはないのですが、運転中に眠くなるのです。コーヒーも二杯目までは効果がありますが、三杯めが必要な長距離のドライブは自粛しています。

*** 6 月 ***
例年ですと、5月から6月にかけてびわ湖バレイでアサギマダラを観察するのですが、植生が変わってしまって見られなくなってしまいました。
ヨツバヒヨドリが繁茂していた場所に、イワヒメワラビが侵入してきて一挙に勢力を拡大したのです。

*** 7 月 ***
 びわ湖バレイの水仙の丘にアサギマダラが乱舞しました。ヨツバヒヨドリも満開で、適度な薄曇りの日でした。 防獣ネットと電柵で手厚く防護されたこのエリアには、BVアサギマダラの会の関係者しか入園は許されていません。

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*** 8 月 ***
「知ってる? アサギマダラ」 の小冊子が出来て、手元に50冊とどきました。私はフジバカマ栽培グループ、および協力していただいている写真家の皆さんを中心に配布しました。 水尾と大原野のフジバカマ畑の草取りにも出かけましたが、なにしろ蒸し暑くて長時間は続きませんでした。田舎に住む長男の家の田んぼの草刈りも遅れがちで、 やはり年をとったのかなあと衰えを感じました。

*** 9 月 ***
稲刈りを終えると、いよいよフジバカマとアサギマダラのイベントが始まります。水尾は早や咲き始めており、大原野は大量に立ち枯れが出ていて主催者は頭を抱えていました。 立ち枯れの原因は白絹病らしく、伝染性があり非常に厄介な病気です。立ち枯れの跡には鉢植えが置いてありますが、多分感染しているでしょう。
アサギマダラは花が咲かないと来ませんし、花が終わっても来ないのです。
大原野は終わって後に満開を迎えましたが、イベント後もアサギマダラの乱舞を見ることはありませんでした。水尾は何とか花が持ち、役員一同ほっとしていたようです。

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  *** 10 月 ***
 水尾のイベントは10月8日まででしたが、最終日には花が終わってしまい、匂いはまだ残っているらしくアサギマダラは飛来するのですが、 蜜がないのが分かるとそそくさと飛び去ってしまいました。総標識数は前年を若干上回る1972頭でした。
京北町黒田に園芸種のフジバカマ畑があるのが分かり、写真家と一緒に観察させていただきました。 上桂川の河川敷の山すそ、国道下にある狭いフジバカマ畑ですが、盛期には100頭を越す乱舞が見られ、その中から3頭の他地からの再確認がありました。 ただ写真を撮るだけにとどめましたが、園主の I さんは、定年後だとはいえまだ若いので、是非マーキング調査にも関心を持ってもらえるようにしたいと考えています。
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* * * 初夏の頃のアサギマダラ・丹後神崎海岸へ4日間調査 (2017.5.17〜5.28) * * *

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この季節の海の日の出は5時前ですが、現地にはその1時間前には着いて、手元は暗いのに身をかがめて明るい海をバックにアサギマダラを探しました。 2回目の5月22日には、あまりにも沢山のアサギマダラが飛んでいるので、まずはスマホで動画を撮ってLINEで仲間に知らせました。200頭以上は飛んでいたと 思うのですが、捕獲して標識できたのは136頭でした。
5月27・28日は泊まりがけで仲間と出かけました。前日に地元の小学校の授業でマーキングをやったとかで、数は多くありませんでした。

神崎海岸は海水浴場なので、地元有志の手で清掃が行き届き、大きなゴミ袋数百個の漂着ゴミが撤去されていました。もともとこの海岸は、小さな砂浜でしたが 海岸2キロメートルにわたって護岸道路を造り、沖合8か所に消波ブロックを造ったところ、由良川から流れ出す砂が堆積して砂浜が広がりました。その砂浜に スナビキソウの群落が出来て、アサギマダラが来るようになったのですが、地元有志の方たちの保護増殖により大きな群落になっています。恐らく全国でも 有数の規模だと思われ、このあたりをハンググライダーで飛び回って20年以上になるという T 中さんが紹介してくれました。

護岸道路の内側は海岸林で、ハリエンジュ(ニセアカシア)やトベラが満開でした。アサギマダラは砂浜のスナビキソウを訪花しては、海岸林に戻りますが、それ らの花を訪れる姿は見られませんでした。緩やかに海から陸地への風が吹く日は、スナビキソウの香りが森にも届き、夜でもアサギマダラは誘引されて海岸に 出てくるらしいのです。


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* * * 3度目のガン・・・左の腎臓にステージ 0.5 ? (2017.04.24〜05.04) * * *

    

左の写真の中央のすぐ右にある白い楕円体が腎臓です。左下にこぶ状の突起があるでしょう。これが、切除して検査したところ腎ガンであることが分かりました。 右の写真は術後20日目の造影剤を使っての画像ですが、こぶ状突起が拡大切除されて無くなっているのが分かります。

  前立腺ガン、皮膚がんに続いて三つ目のガンでした。今回も超早期の発見で事なきを得ました。 前年9月の人間ドックで異常が認められなかった画像から、腎臓に腫瘍状の突起を見つけて下さったのは、K病院の内科医・S 先生でした。あとで泌尿器科の N 先生に 『S 先生は凄いですね』と言ったところ、『私も尊敬しています』とのこと、優れた診察眼を持った先生との出会いでした。

  ではなぜ内科を受診することになったかというと、前年11月の末頃に鼻血が出たので、近所の耳鼻科を受診したところ、血圧が高いから内科を受診するよう指示が あったからでした。180という血圧についての内科医の所見は『計り方が悪かったか、血を見てびっくりしたからでしょう』との診断でした。

  その後は、検査の順番待ちで12月末ごろの画像診断を経て泌尿器科に引き継がれ、泌尿器科での診察・検査の後で3月の手術が決まりました。都合があって手術は T 病院で N 先生と K 先生により行われることになっていましたが、インフルエンザに罹ってしまい、4月に延期されました。

  手術は4月25日に行われ、順調に経過して5月4日に退院することが出来ました。K 医師の話しによれば病巣は表皮内にあったので完全に切除できたとのこと、退院前の 画像診断でも、出血・尿漏れは認められないとのことで、通常生活へ復帰することが出来たというわけです。

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* * * 京都西山にもようやく春が来ました。(2017.3.23〜4.13) * * *

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遅れていた春がようやくやってきました。待たれていたカタクリが突然満開になり、ギフチョウの第一号が羽化しました。両方とも春の女神、スプリング・エフェメラル (春の妖精)などと呼ばれて、憧れられています。

乙訓の自然を守る会が防獣ネットを張って護っている京都西山のカタクリ群落は有名で、遠く和歌山からも団体で来ておられました。護られているのはカタクリだけでなく ミヤマカタバミ、エンレイソウ、シロバナニシキゴロモ、シハイスミレなどもそれぞれの群落を作って咲いておりました。

鹿やイノシシは野草を食い荒らすだけでなく、生息数が増えると踏み荒らしによる被害も生じております。ギフチョウの食草であるミヤコカンアオイもその被害が顕著 で影響が危惧されていますが、ネットの中には沢山生えており、ギフチョウも護られているのです。

西山中腹のダニ場山は、崩壊が激しいため樹が生えず、ずっとワラビを中心にした草原で、毎年30kgぐらいのワラビを採ってきました。そのダニ場山にタケニグサ (外来植物)が侵入してきました。去年はあまり気にしていなかったのですが、今年は面積が10倍ぐらいに広がっており、この夏には全面積に広がるだろうなと危惧 しております。タケニグサは背丈が3mに達し、手のひらぐらいの葉を茂らせるので下の植物は太陽の恵みを受けられなくなって絶えてゆきます。オマケに鹿が ワラビを食べ始めました。兵庫県北部のスキー場の草原では数年前から鹿がワラビを食べるのが確認されておりましたが、その食文化が伝わって来たようです。 ワラビ群落生存の危機を迎えているわけです。来年はもうワラビが食べられないかも知れません。

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* * * 恒例の野沢温泉スキー場です。4日間毎日毎日雪が降り、青空はほんのちょっぴり顔を出しただけでした。(2017.2.12〜15) * * *

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Haus St.Anton ホテル ハウス・サンアントンのオーナー・片桐幹夫さんは『今年は良く降りますね・・・』とご満悦でした。 午前中はスカイラインコース(3500m・高差1000m)をノンストップで滑るのですが、新雪感覚でとても爽快でした。
宿のディナーが素晴らしく、一品一品工夫をこらし、心の籠ったおもてなしをいただきました。宿泊費全部を夕食に当てても、それ以上の値打ちがあるお料理でした。 『来年もまた来て下さい・・・』と見送って下さいましたが、平均寿命を二歳も過ぎた私は『来れるかな・・・』と思いながらも是非来たいものだと 思っています。2月14日は、同行の小山夫妻の52回目の結婚記念日で、おまけにバレンタインデーとあって、スペシャル・メニューのご馳走をいただきました。

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* * * 孫にスキーを伝える(2017.1.27 ・ 2.4) * * *

長男の家族は雪深い丹波の山奥に住んでいます。庭でもスキーが出来るほど雪が積もることもあるので、子供用スキーの道具一式をもらってきて 冬を待ったのですが、おととしも去年も雪が積もりませんでした。しようがないので、今年はスキー場に連れてゆく約束をしていたら、里にもどっさり雪が 積もりましたが、やはりスキー場に連れてゆくことになりました。

どうせ連れてゆくなら、家族で何回も正月を過ごしたことのある神鍋高原・万場スキー場が良いだろうと言うことになり、定宿にしていた”まるや山荘”の田中さんに 電話したところ、初心者用に林道が整備してあるから、ぜひ万場に来るようにと誘いを受けました。万場は国体や高校総体なども行われるビッグ・ゲレンデで、標高差 が480mもあります。数十年ぶりに万場を訪れることになりました。

私自身も今期は快調で、16日目のスキー行でした。せめて昨年並みの日数を滑りたいと思っているのですが、目標23日の達成のめどが立ちました。

万場スキー場では、レッスンなしで、『オジイチャンの後について来て・・・』と言って、滑らしました。2000mものロングランなのですが、転倒しないで ついてくることもありました。二日目の午後はゲレンデで滑りたいというので、混雑する中を心配しながら滑りました。

 


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* * * 琵琶湖の夜明けとびわ湖バレイの空(2017.1.2) * * *

山麓には夜明け前に着きました。琵琶湖の湖岸に出て日の出を待ちましたが、パッとしないお天気でした。

琵琶湖の夜明け

  今シーズン3日目のスキーです。午前中に40回リフトに乗りました。ずっと青空で、刻々と変化する雲を見ていて飽きませんでした。
ホウライパノラマゲレンデは、高差125mなので、40回滑ると5000mになり、モンブランよりも高くなります。

びわ湖バレイの空